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FMCB理論

ヌースフィットFMCB 理論 

フィブリル・マトリックス・膨潤コントロール・ブリッジの4つの要素で髪を成形する理論

FMCB理論とは、2008年に株式会社ヌースフィットの亀ケ森統氏が命名した新しいパーマ理論です。
フィブリル(F:ずらし)・マトリックス(M:ふくらまし)・膨潤コントロール(C)・ブリッジ(B:架橋)の四つの要素で髪を成形する理論となります。
今や主力になりつつあるパーマ理論で、当社でもこの考え・理論に賛同し講習等を行っております。

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FMCB理論

フィブリル(F:ずらし)・マトリックス(M:ふくらまし)・膨潤コントロール(C)・ブリッジ(B:架橋)の四つの要素で髪を成形する理論。

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FMCB薬剤

それぞれの薬剤の使用方法と特徴を詳しく説明。
用途・好みによってローション・クリーム・ジェルタイプの薬剤をPH別に選べます。

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FMCBパーマ基本工程

パーマ・ストレートパーマの基本工程を、FMCBに基づき詳しく説明。

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FMCB理論を簡単に説明

フィブリル・マトリックス・膨潤コントロール・ブリッジの4つの要素で髪を成形する理論

引用元 株式会社 ヌースフイット

FMCB理論

  • Fとは フィブリル (フィブリルとフィブリル間の側鎖を切ってずらす)
  • Mとは マトリックス (マトリックス内の膨潤による膨らまし)
  • Cとは コントロール (膨潤コントロール)
  • Bとは ブリッジ (架橋)
ベンダー博士

順番が違うけどMから説明します。

Mとは・・・

M還元…マトリックスのS-S結合を還元すること

美容従事者ならだれでも知っていることですが、通常パーマを掛ける時は、SS結合(シスチン)を還元させて、SS結合を切り離しパーマを掛けます。その時、どこのSS結合を切っているのかと言うと間充物質(マトリックス)のシスチン結合を操作し、切断・再結合でパーマを掛けています。

この部分は、親水性でチオやシスなどの親水性還元剤でSS結合を還元し、SS結合を切ることが出来ます。切ることによって、中に水分などが入りやすくなり、膨潤(膨らみ)がし易くなります。このことをM還元とM(マトリックス内の膨潤による膨らまし)として表現しています。(M還元剤/Mジェル・Mローション・サルM)

毛髪の構造
ベンダー博士

Fとは・・・

F還元…フィブリル間のS-S結合を還元すること

フィブリルとフィブリルの間も側鎖のシスチン結合で繋がっているが、この部分は疎水性なので親水性のチオやシスでは入りにくく、疎水性還元剤のスピエラやGMTなら入っていき還元することが出来る。それによってフィブリルとフィブリル間の側鎖を切って「ずらす」ことが出来ます。(F還元薬剤/Fジェル・Fローション・ヒモストP)

■図で解説 ~FMCBの「ずらし」と「膨らまし」とは!?~

側鎖の切れる場所が違う「マトリックス内での還元(SS結合を切る)=M」「フィブリル間の還元(SS結合を切る)=F」、損傷毛はきちんと整列されていない。

FMCB理論

Cとは コントロール (膨潤コントロール)

髪を膨潤させるとパーマなどの薬剤が浸透しゃすくなり、パーマなどの掛かりも良くなりますが、膨潤し過ぎると間充物質などが流出しやすくなり、髪を傷めやすくなります。アルカリ剤を多く使えば、毛髪ののタンパク質が柔らかくなることで、膨潤が大きくなります。

均一還元…F還元(ずらし)とM還元(膨らまし)をバランスよく行うことで、アルカリを過多に使用する必要がなくなり、膨潤を最小限度に抑えることが出来ます。

低pH・低膨潤にすることで、健康毛からダメージ毛まで安全・安心な施術が可能になります。(膨潤コントロール/Cジェル・C9ジェル)

Bとは ブリッジ (架橋)

2液処理の他に架橋を加えることで、しっかりしたカールやストレートが形成することが出来ます。Bジェルなどに含まれる「疎水性 コポリマー」で、毛髪表面をしっかり架橋します。また、R2+に含まれる架橋性リアクティブレジンによって、再結合不完全な部分に働きかけ架橋を行い強度回復も見込めます。(ブリッジ薬剤/Bジェル・R2+)

架橋性リアクティブレジン
毛髪内部で架橋結合することで強度を回復させ、ハリ・コシを与える

  従来のパーマ剤とFMCBの違いは?

①従来の薬剤は、1剤でマトリックス内のS-S結合を切り、毛髪を柔らかくして形をつけ2剤で固めます。
 →毛髪を柔らかくすることで、毛髪が過剰に膨らみダメージが起きます

②FMCBは、毛髪内のフィブリル間のS-S結合を中心に切り、フィブリルをずらして形をつけます。
 →必要最小限に毛髪を膨らませるだけなので、毛髪を柔らかくせずダメージなくキレイにパーマがかかります。

FMCB理論解説

■FMCBのキーワード解説

*フィブリル…毛髪内にある毛髪の繊維状タンパク
*マトリックス…フィブリルの周りを取り囲む不定形タンパク
*F還元…フィブリル間のS-S結合を還元すること
*M還元…マトリックスのS-S結合を還元すること
*ずらし…F還元によってフィブリルを「ずらす」こと(フィブリルを「ずらす」ことでパーマはかかります)
*膨らまし…M還元によってマトリックスを「膨らます」こと
*均一還元…F還元(ずらし)とM還元(膨らまし)をバランスよく行うこと(理想的な1剤処理)

サロンにおけるすべての技術で、ダメージを減らす事が可能になります!

【髪の損傷がとても少ない新還元剤】F還元 スピエラ

毛髪を各種還元剤の溶液に浸したときのタンパク質流出実験

3タイプのパーマ 1剤に毛髪を40℃で1時間浸漬させた実験(ヌースフイット製品スピエラ・チオpH9・システインpH9)

スピエラは、ほとんどタンパク質の流失が見られないが、チオグリコール酸やシステインはご覧の様に毛髪内のタンパク質が大きく流失していることが分かります。チオもシステインも pH9.0 程度の特別強い薬剤ではありませんが、これが強い縮毛矯正剤などでは、もっと大きく流出が考えられます。

明らかにスピエラはタンパクの流出が少ないことがわかります。すなわち毛髪損傷が少ないことがわかりました。まさにケタ違いのタンパク流出の少なさなのです。

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【FMCB理論検証のひとつ】

健常部と14レベルブリーチ部のウェーブの違い実験

FMCB理論

FMCB理論のスタートとなった毛束実験の写真です。
チオグリコール酸塩でパーマをかけると、健康毛に対してはそこそこ強くかかるものの、傷んだ毛には強すぎて使えないことがわかります。 この傾向は、スピエラ以外のすべての還元剤に当てはまります。

また、スピエラが酸性でカールがかかることに起因しています。従来の還元剤は水溶性が強いため、アルカリで膨潤させないとキューティクルを通過することができません。しかし、膨潤したキューティクルは内部タンパクも流出させやすく、ダメージ度が増すほど還元剤によって切られたタンパク同士が再結合しにくくなります。これに対し、ほとんど毛髪を膨潤させないスピエラは切断されたタンパクが離れ離れになりにくく、施術前の毛髪にある程度以上のシスチン結合が存在していれば、還元後も再結合が可能になるのです。

従来のアルカリ性パーマとFMCBの違いのまとめ

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酸性域で活性化する注目の還元剤「GMT」・「スピエラ」ってなに??

「髪が細くなってしまった」「ハイダメージ」が原因でウェーブパーマ・ストレートパーマをあきらめていたお客様へもパーマを提供でき喜んでもらえる!それによっておしゃれをお客様は楽しむことが出来る!
このことを実現出来る還元剤が「GMT」「スピエラ」なのです。

■パーマダメージの大きな要因はアルカリによる膨潤

今までのウェーブ剤・カーリング剤は主にアルカリ領域(PH7以上)で、毛髪を膨潤させ還元剤を毛髪内部に浸透させていました。
(膨潤=キューティクルのリフトアップが手触りやツヤを悪くし、施術後のダメージを促進させていました)
しかし、GMT・スピエラは酸性領域PH5~7でも還元力が強くウェーブ形成力があります。したがって毛髪を膨潤させることがない為にダメージが非常に少ないのです。

■GMT・スピエラはコルテックスまで浸透できる両親媒性(親水性と疎水性の両方保持)

GMT・スピエラは親水性と疎水性の両方(両親媒性)を持ち合わせています。その為、疎水性であるキューティクルに浸透し、親水性である毛髪内部のコルテックス部にも浸透することができます。コルテックスにしっかり反応するためウェーブ効率が高く、カールの持続性も弾力も良いのです。GMT・スビエラは疎水性だけと思われがちなのですが、親水性の部分も持ち合わせている(両親媒性)ので、疎水性であるフィブリル内の結合のほかに親水性であるマトリックス内の結合も切ることが出来ます。しかし、疎水性と親水性の両方を持ち合わせた両親媒性ですが、疎水性の方が強い還元剤であるため、疎水部分のフィブリルの還元は強く、親水性のマトリックスの還元は弱いのです。また、厳密にいえば他の親水性の還元剤(チオ・シスなど)も僅かですが、疎水性の部分も持っています。ただどちらが強いのかという点で「疎水性」「親水性」と別れるのです。ここを理解すると分かりやすいかもしれません。

傷んだ髪は、親水性であるマトリックスが流失して、そこにあるシスチン結合が不足しています。そこに親水性の還元剤(チオ・シスなど)でパーマをかけようとしても不足しているシスチン結合の為にパーマは弱いか、かからないという結果になります。勿論、ダメージ毛の場合、フィブリル内のシスチン結合も不足していますが、今までにない新たな疎水部分のフィブリル部分にも還元するわけですから、パーマが掛かるのです。上記の写真はそれを表しています。

※両親媒性分子は1つの分子内に水になじむ「親水基」と油になじむ「親油基」(疎水基)の両方を持つ分子の総称。 界面活性剤などのほか、リン脂質などの生体内分子や両親媒性高分子などがある。

■GMT・スピエラは用事調整タイプ

GMT・スピエラは使用する直前に混ぜる「用時調整タイプ」となっております。これはGMT・スピエラは水と相性が悪く次第に分離してしまうからです、しかし、混ぜて使用するメリットとして薬剤の還元力を好みの強さに調整する事が出来ます。これにより、ブリーチ毛などのハイダメージ毛~健康毛まで幅広く対応する事ができ「髪が細くなってしまった」「ハイダメージ」が原因でウェーブパーマ・ストレートパーマをあきらめていたお客様へもパーマを提供出来るのです。

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FMCBで利用する基本アイテム

追加のヒモストGMT(GMTコンクと希釈剤)とスピエラ(ヒモストSP)

GMTコンク+クリーム6+ヒモストP

[基本アイテム]
F還元:Fジェル、Fローション ヒモストSp、ヒモストGMT
M還元:Mジェル(システアミン)、Mローション(システアミン)、Cジェル第1剤(チオグリコール酸pH9、医薬部外品)、ヒモストM(チオグリコール酸、医薬部外品)、ヒモストS(チオグリコール酸、医薬部外品)
ブリッジ(再結合=酸化剤):bR2液(臭素酸ナトリウム)、Cジェル第2剤(過酸化水素)
ブリッジ(架橋):Bジェル(ハイブリッドコポリマー)、パワーR2プラス(リアクティブレジン、ケラチンPPT)

[オプションアイテム]
前処理剤:マルチPPT32(32種類のPPT)、パワーPPTプラス(高分子ケラチンPPT、コラーゲンPPT)、パワーKRTプラス(高分子ケラチンPPT)、パワーR2プラス(架橋剤、ケラチンPPT)
中間処理剤(ストレート時アイロン処理の前など):パワーLPDプラス(CMC様脂質コンプレックス)、スプレーコンデDD(消臭、感触良化トリートメント、クリームなのにガンスプレーでスプレーできる)
後処理剤:前処理剤と同じ

施術方法は、弊社、仕入れサイト「ネットサービス」にマニュアルなど用意してあります。また、商品と一緒にマニュアル希望の方に同包で送付しております。

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